勉強、仕事、予定、旅行・・・と何をするにも計画というのは非常に重要な意味を持ってきます。

そんな何をするにも必要な計画ですが、みなさん分刻みや時間単位の計画を組んでいませんか?そんな計画を組んでいるようでは危ないです!

もし、自分が思ってもいないことが起きたらどうしますか?きっとパニックになってしまい計画は崩れてしまうことでしょう。

計画はどうやって立てたらいいの?計画を立てる意味とは?今回はそんな疑問を解決していきたいと思います。

計画を立てる意味とは?

モチベーションのアップ

計画を立てることはモチベーションのアップにつながります。

ただやみくもに勉強するだけでは効果は薄いです。
「なぜ勉強するのか?」「何を学ぶために勉強するのか?」「どんな勉強をいつまでにするのか」といったように計画をしっかり考えることは大事なことです。

理由を明確にし、しっかりとこなすことが出来る計画を組むことで勉強のモチベーションは上がっていきます。
勉強というのは「言われたからする。」ではなかなか覚えられないものです。

やるべき事の整理

計画を組むことでやるべきことが明確にわかってきます。

やるべきことを知るためにも計画は非常に大きな意味を成してきます。
自分のしなければいけないことは何なのか。どのくらいの量があるのか。をしっかりと把握、それを締切りの日までにこなさなければなりません。

まず何から始めて、どのくらいで終わり、いつまでに全てを終えることが出来るのか。これらはすべて計画を立てることで整理が出来、明確をすることが出来ます。

日程管理、時間管理が出来るようになる

計画を組むことで日程を管理できるようになる。

計画を組むことで自分自身の日程を管理できるようになります。また日程の管理だけではなく、時間の管理もできるようになります。

自分で計画を組めるようになると、今やっていることがどのぐらいの時間かかって、どの日までに終わるのか。がわかるようになるので、日程や時間の管理が自分でできるようになります。

高校生ぐらいからはこの時間管理は出来るようになる子が多いですが、小学生や中学生の子たちはまだまだ出来ていないかな。という感じが私はします。

小学生、中学生でもできないことでもないので自分で計画を組んでみるのもいいかと思います。

計画は”ゆるく”立てるのがコツ

心理学者ロイ・バウマイスターの研究

余裕があるゆったりしている計画がもっとも効果が高いという研究結果が出ました。

フロリダ州立大学の心理学者ロイ・バウマイスターの研究によると、以下の3つの異なるグループで実験を行いました。

3つのグループとは・・・

A毎日、何を、いつ、どこで勉強するか綿密に計画する
B月ごとに同様の計画を立てる
C何も計画を立てない

この3つのグループで最も成果をあげたのが月ごとの計画を立てたBのグループだったのです。

この結果から綿密で細かい計画を立てたAグループは予期せぬ事態に対応がしにくく、状況に応じて臨機応変に調整ができ、余裕のある日程で計画を組んだ方がいいというのがわかりました。

柔軟に対応するために細かい時間単位の計画は立てない方がいいですね。

大雑把に決めると効果が出やすい

先ほどの研究からわかるように、計画というのは、大雑把に決めるのが一番効果が高いです。

その日その日の計画ではなく、「いつまでに終えるのか」という終わる。終える日を決めておくだけでいいのです。締め切りの日さえ決めておけば、その間は何をしても構いませんし、良きせぬ事態が起こっても柔軟に対応が出来るようになります。

来週までにはこのテキストを終わらせる!
今月末までには英単語1000個覚える!

など締切りの時間を決めると計画はスムーズに行うことが出来ます。

計画通りに進めることがモチベーションの維持につながる

計画は計画通りに進むように立てましょう。

計画が崩れると全てにおいてモチベーションが下がってしまいます。モチベーションを維持するためにも自分が少し頑張ったら達成できる計画を組むようにしましょう。
簡単に達成できる計画や達成できない計画を無理やり立ててもいけません。

少~し頑張ったら届くかな~」ぐらいでいいのです。
このような計画を達成する積み重ねで大きく成長することが出来、成績も上がっていくことでしょう。

”ゆるい”計画の立て方とは?

月ごとの目標を決める

月ごとに1つ自分が成し遂げたいことを決める。

あなたの達成したい、成し遂げたいことは何ですか?それがすこし時間のかかってしまうものなのであれば、少し時間を大目にとって1か月という期間を設けましょう。

英検。漢検のテキストを1周する
受験用英単語が書かれている本一冊やりとげる
英語のリスニングや長文を強化する。

など1日では到底無理。1週間では時間が足りないということを1か月の目標としましょう。
1か月の間にやり抜けばいいだけの話なので、途中は何をしても構いません。1か月後に習得できるようにコツコツとやっていきましょう。

今月はこの強化月間!と自分で決めてみるのも面白いかもしれません。

1週間ごとに自分に課題を与える

1週間ごとに自分に課題を与えてみましょう。

今週の日曜日までにこのワークを解き終わる。
1週間は過去1年間の復習をする。

など1週間でいう期間を使って達成できることを自分への課題として決めましょう。この時も注意しないといけないのは、簡単に達成できるものでいけませんし、到底達成できないものでもいけません。

自分の実力を知り、それに合った内容で計画を組むようにしましょう。

1日ごとや時間刻みの計画をやめる

細かい計画を組んでいる人は今すぐやめるようにしましょう。

何度も言ってますが、計画を立てる上で重要な事は大雑把に組み、細かい計画を組まないことです。生活をしていると、自分が思っていない用事が途中で入ることは必ずあります。

その時にキツキツの計画だと上手く処理しきれず、せっかく作成した計画も崩れてしまい、挙句の果てにはそこからやる気が無くなった。ということもあり得ます。

分刻みの計画よりも、1週間ごと、1か月ごとの計画を組むようにしていきましょう。

まとめ

計画はしっかり立ててはいけません!

細かくしっかり組んでしまいと予期せぬ問題で計画を達成できずモチベーションが下がり、やる気もそこでなくなってしまいます。

モチベーションを保つためには、余裕のある計画を立て、柔軟に対応できる計画作りが必要になってきます。
上手く計画を組んで、順調に勉強が進むことを期待しております。

 

 

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