努力をすれば成績は上がっていくものだと思わないでください。
確かに努力をしたら成績はググっと上がりますが、それは一時的なもので上がり続けることはありません。むしろ下がることだってあります。
努力をするには限界があるのです。
その限界はやる気にも影響してきますし、なにしろ時間という壁が大きく影響してきます。どれだけ努力で這い上がってきたとしてもとてつもない時間がそこには必要になってくることでしょう。
では、努力の他に何が必要なのでしょうか?
それは「工夫」です。
勉強には努力も確かに必要なのですが、そこに工夫を織り交ぜることで2倍3倍、10倍にも成果は出てきます。この工夫のやり方を知らないまま、努力だけで勉強している人は多くいます。
勉強のやり方、時間の使い方、頭への入れ方、理解するにはどうすればいいか。など工夫をすべきところは山ほどあります。この山ほどある工夫を短時間、短期間で習得するのは不可能です。
時間を使い、経験をし、やり方を変えていくことでそこに工夫が生まれてくるのです。そこに努力がベースとしてあれば、それは真の力となり、ブレることのない力となっていきます。
成績が教科や単元や範囲によってバラバラの人は、努力すら足りていないことがあります。
まず、「とにかくやる!」という努力をし、それを維持しながら、自分なりの工夫をしていく事で成績は上がっていくことでしょう。