ここ最近、塾というのは個別指導の塾が増えてきたように感じます。
先生1人に付き、生徒が1人や2人を見る。1:1や1:2の指導スタイルをする塾です。個別指導を掲げている塾の大半はこのような指導スタイルの塾だと思います。

個別指導のメリットとして大きいのは

①すぐに先生に教えてもらえる
②基本的な問題も先生の説明が入る
③自分のペースで勉強を進めていく事が出来る

このような面が個別指導のメリットだと思います。③は自分に合ったペースで勉強を進めていけるのでいいとして、①と②に関してはどうでしょうか?

 

この先日本では「指示待ちではなく、自ら発信できる力」が求められています。

個別指導塾ステップアップの教育理念である。
「自分で必死に考え、行動し、問題を解決できる力」を鍛えていくには、基礎基本の問題は自分で一度は考えてみないとついていかない力です。
教えてもらうばかりでは、考える力は付きません。

 

ここから①と②を少し掘り下げて話をしていきます。

①すぐに先生に教えてもらえる

私からするとすぐに聞くのは危険だと思います。
確かに分からないことを口に出して教えを乞うのは良いのかもしれませんが、このことを言ってくる人の多くはもう少し考えれば解けるような問題を「わからない」と聞いてきます。

そのもう少しで解ける問題を考えもせずに、すぐに答えを聞くのは自分に甘えている証拠です。
先生も、生徒が何か聞いてきたら教えてしまいます。これが伸びない原因なのです。

考えて解けそうな問題はとことん考えてみる。
これが成長していく第一歩です。

②基本的な問題も先生の説明が入る

基本的な問題ですら個別指導ではで説明が入ります。それが学校で習っていようがいまいがとりあえず先生は生徒の為だと思い、説明をするのです。

これをしてしまうと生徒は説明された通りに解くと、考えもせずに簡単に問題を解くことが出来てしまいます。
こうなってしまうと簡単に解けてしまったので、頭に残りにくく、すぐに頭から抜けてしまうのです。これが塾では解けるのに学校のテストでは解けない理由です。

人は苦労をすればそのことは鮮明に頭に残ります。逆に苦労をしなかったらすぐに記憶は薄れていってしまいます。

どんな問題も常に考えさせ、この問題はどうやって解いたのかを言えるように勉強をさせていかなければならないのです。

 

私は日ごろから教えない指導を心掛けています。教えず、考えさせる指導です。
常に考えさせることは将来必ず役に立つものだと思っています。仕事や人間関係、自分の考えを整理するとき、様々な場面で発揮する力です。

最初は厳しいかもしれませんが、それを乗り越えてくれた子は大きく成長してくれています。
人として大きく成長してほしいと願い、日々の指導をさせていただいています。