小学校だけの特別ルールというのはいくつかあります。本日紹介するのは「分数の横線は定規で書く」というものです。

どんなものかというと

この線を小学校では定規を使って書かなければなりませんテストでも同様です。もし、テストでこの線を定規で引いていないとバツになります。

この話は結構有名なもので知らなければ「なぜ×?」と疑問に思うかもしれません。特にフリーハンドで書いても問題はないのに。。。
確かにフリーハンドで書いてもなんら問題はありません。中学校で定規を使って線を引いている人なんて見たことがありませんからね。

じゃあなぜ分数の横線は定規を使って書かなければならないのか?
それには、「勉強が苦手な子の救済」というものがあります。

学校が様々な子が来るところです。
・勉強が得意な子
・ある程度は理解できるが、文章問題が苦手な子
・国語は出来るが、算数が苦手な子
・きれいな字が書けない子
様々な子が集まって1つのクラスを作っているのです。

そんな子すべてに共通し、一人の脱落者も出さないようにするのが小学校教育です。

今回も定規を使って分数の横線を書くのもそのような脱落者を出さないようにする手段の一つなのです。

もし、一人だけ定規で横線を引かせていると周りの目も気になることでしょう。そのような空気を作ってしまうといじめにも繋がりかねません。
全員が行うことで、その空気を作らないようにしているのです。

学校というのは先ほども言ったようにいろんな子が集まってきます。それは学校も把握しています。周りに言えないことも学校は把握しています。

「言えないからこそ、全員にさせるしかない。」
なんでこれを・・・と疑問に思うかもしれませんが、クラスの誰かはそれをするのに困っている子がいるのです。
このことを理解するだけでも見方は変わってくるのではないかと思います。