「やって見せ 言って聞かせて させてみせ ほめてやらねば人は動かじ」
これは山本五十六さんが残した言葉です。
やって見せないとわからない
言って聞かせるのも必要
言うと身に付かないのでさせてみる
出来たら褒めてあげる
そしたら人は動く
教育そのものです。
教えを伝えるだけでは何も意味は成しません。それを「その子の力」にしてあげるまでが教育です。言って終わりの教育は教育とは言えません。
自分が実際にやってみて、言って聞かせて、させてみる。出来た時には思いっきり褒めてあげる。
これで人は成長していきます。
ただその場しのぎの言葉だけではその先の成長はありません。なんで必要なのか。なぜするのか。どのようにするのか。を実際にやってみないとイメージも付きにくいものです。
言葉というものはあいまいなものです。人が言葉を聞き、イメージするものは十人十色であります。十人十色であるからこそそこに違いが生じるのです。
先日、地元の先輩から頼まれごとをされたことがあります。
「あそこの空き地整地しておいて」
その場では理解できていたので「はいっ!」と返事しましたが、それは実際に現場を目の前で言われたものではなく、言葉だけで説明されたものでした。
そして現場に行くと空き地も無く、何を言っているのか全く分かりませんでした。これこそが言葉のみでやり取りをしてしまった弊害です。
教育も
実際にやって見せ
言って聞かせて
させてみる
出来たら褒めてあげる
と少しの意識をしておくだけで大きく変わっていくのかもしれません。