小学校を卒業し、中学校に上がれば算数が数学に変わり数字の考え方が変わります。

中学校の数学の序盤でつまづきやすいのが「正負の数の加法減法」です。加法は足し算を表し減法は引き算を表します。
小学校では出てこなかった「ー」の世界がここの正負の数で現れてきて、足し算をしたらいいのか引き算をしたらいいのかがごちゃごちゃになる子を多く見てきました。

確かに符号がいっぱいあってどんな計算をしたらいいのかわからくなりますよね。

今回はそんな正負の数の加法減法の計算の仕方を2つご紹介いたします。

 

1つ目「符号が同じか異なるか」
一つの方法が「符号が同じか異なるか」です。

①「+3+4」や「-4-5」のように同じ符号か。
または
②「+4-2」や「-5+3」のように異なる符号か。

で計算方法を区別する方法です。

①の同じ符号同士なら足し算。②の異なる符号なら引き算をするのです。

[実際の計算方法]

①同じ符号同士
+3+4なら +(3+4)、-4-5なら -(4+5)のように足し算
※先頭の符号はそのまま使うこと。

②異なる符号の場合
+4-2なら +(42)、-5+3なら -(53)のように引き算
※先頭の符号は数字の大きい方を使うこと。

これは本来の解き方で学校でもこのように教えられます。中学生に上がりたてで勉強に少し不安がある子はここでつまづいてしまうでしょう。そして数学が嫌いに・・・・

そんな子のための説明が次のような形です。

 

2つ目「+チーム-チームで考える」
+と-をチームで考え、人数はどうなるか考える計算方法です。

先ほどの例の
①「+3+4」や「-4-5」の同じ符号同士
②「+4-2」や「-5+3」の異なる符号。
なら

+チームは何人?-チームは何人?戦ったらどっちのチームが何人残る?などと考えるのです。

[実際の計算方法]

①同じ符号同士
+3+4なら+チームが3人と4人なので +(3+4)
-4-5なら -チームが4人と5人なので-(4+5)のように足し算になる。
※先頭の符号はチームの符号を使うこと。

②異なる符号の場合
+4-2なら +チームが2人多い、ので計算は +(4-2)
-5+3なら-チームが2人多いので -(5-3)のように引き算になる。
※先頭の符号は人数が多い方のチームを書くこと。

この説明はチーム戦のスポーツに例えることが出来るので子どもの頭で考えやすくなります。解説に書かれてある通り教えるのではなく、身近にあるもので説明をすると比較的すんなりと頭に入ります。

試してみてはどうでしょうか?

 

 

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