あなたのお子さんはこの問題が解けますか?

[問題]次の文を読みなさい。

Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名Alexandraの愛称でもあるが、男性の名Alexanderの愛称でもある。
この文脈において、以下の文中の空欄に当てはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。
Alexanderの愛称は(    )である。

①Alex  ②Alexander  ③男性  ④女性

 

正解は①になります。
なんとこの問題、全国の中学生の正答率が38%だそうです。

「えっ!?当然答えは①でしょ!」と思った私はこの正答率の低さに正直びっくりしました。
確かに問題文はややこしいかもしれません。引っ掛けのように感じるかもしれません。深読みをしてしまって間違えるという事もあり得るかもしれません。

しかし、全国の中学生のおよそ3分の2が間違えるというには驚きました。この結果が出てしまうのは明らかに最近の子どもたちの「読解力の低下」によるものではないかと思います。

本を読んでいないので、問題文を読めない。読んだとしても理解が出来ない。このような相談をここ最近聞くようになりました。
文章が読めること。文が理解出来ることは国語だけではなく、算数数学、理科社会などすべての教科に通じます。

私自身学校の教員(国語科)を経験していたころに言われた言葉で「国語は他の教科にも影響が出てくるので指導はしっかりと。」とよく言われたものです。

確かに算数や数学でも文章は出来てきますし、理科は実験問題、社会は記述問題など、国語以外の教科でも文章を理解しないといけない場面、文章を書かないといけない場面は多く存在します。

「文章が理解できないと国語だけでなく、ほかの教科にも影響する。」これは本当です!!

私が受け持っている教室では、解説をする前に「例題を読ませる」そしてそれを「口に出して説明させる」ようにしています。これが出来るようになるまで相当な時間がかかります。時間にすると1年。数週間で出来るようなものではありません。

時間をかけて文章を読む訓練をし、それを自分の言葉で説明できるようにする。

これをするだけで、ほぼすべての教科で文章題を理解できるようになります。
1年は長いと思います。1年同じことを言い続けないといけないので。しかしたった1年です。1年間しっかりと訓練するだけで、その先の学習は今まで以上に理解してくれるようになります。

お子さんに読解力が無いと感じたら是非「文章を読ませ、説明させる」ことを実践してみてはどうでしょうか?