英語の改訂の全容

1.単語数は現行教科書のおよそ2倍に増加

新学習指導要領では、中学で1600〜1800語の単語を扱うこととしています。教科書では各社とも、小学校で習った語を含めて2500語以上の語彙が掲載されています。

学習する単語数は、中学校で1.5倍、小学校も入れると2倍にもなります。

2.高校履修内容が中学へ移行より豊かな表現が可能に

新学習指導要領では、これまで高校履修内容とされてきた文法事項の一部が中学に下りてきます。従来の中学英語では表せなかった状況を、英語でより正確に表現できるようになります。

3.高校内容の移行と小学英語は履修順にどう影響する?

新しい中学英語教科書は、小学校で英語を学んだことを前提に編集されており、文法の履修順にも大きな変化が見られます。

たとえば、従来は中1の後半で習っていた助動詞canが、新教科書では中1の最初の単元でbe動詞・一般動とともに扱われるケースが多くなっています。

また、これまで現在完了の3用法は継続→経験→完了の順に扱うのが一般的でした。新教科書では現在完了進行形が加わったため、ほとんどの教科書が継続用法を3用法の最後に扱い、継続用法と関連させて現在完了進行形を扱っています。

このように、新教科書では小学英語での既習事項を十分に理解した上で指導する必要があります。

中学校 教科書改訂の全容

中学校学習指導要領改訂の背景

社会のグローバル化や人工知能・AIなどの技術革新が急速に進み、予測困難な時代になることが予想されています。

そこで、子どもたちには、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、自ら判断して行動し、よりよい社会や人生を切り拓いていく力(生きる力)が求められています。

子どもたちがそのような「生きる力」を育むために、10年ぶりに学習指導要領が改訂されました。

今回の改訂で目立った特徴として、小学校中学年から「外国語教育」が導入され、英語教育全体が大きく変化するなど、社会の変化に対応した学びが取り入れられています。

知識の理解の質を高め資質・能力を育む改革に

新学習指導要領では、生徒が身につけるべき資質・能力が三つの柱として設定され、全教科で、これらの柱にそった目標が立てられました(表参照)。

また、教科等における学習の成果を、「何を知っているか」だけにとどまらず「何ができるようになるか」にまで発展させることを目指しています。

なお、中学校の学習指導要領改訂のスケジュールは、小学校よりも1年遅れで進みます。2020年度から一部先行実施が始まり、2021年度から全面実施となります。

教科書は、2019年度に検定を終え、2020年度は採択の時期となります。新しい教科書の使用開始は、2021年度からです。

(引用元:学習塾と好学出版をつなぐ教育情報誌「ウィズティ」)

 

 

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